和風スパゲティのレシピ

日本語でコーディングするExcelVBA

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

セル範囲を縮小する/見出し行を除外する

セル範囲を縮小する方法(見出し行を除外する方法)を紹介します。Set 下から1行減らしたセル範囲 = セル範囲.Resize(セル範囲.Rows.Count - 1) や、Set 上から1行減らしたセル範囲 = セル範囲.Offset(1).Resize(セル範囲.Rows.Count - 1)で取得できます。

セル範囲を元の大きさを基準に拡大縮小する

セル範囲を、元の大きさを基準に拡大縮小する方法を紹介します。セル範囲を変更するには、RangeオブジェクトのResizeプロパティを使用し、「セル範囲.Resize(セル範囲.Rows.Count + 1 , セル範囲.Columns.Count)」というコードを実行します。

関数(プロシージャ)分割は思ってるより簡単です

関数分割が難しいのは「なにを関数にすればいいのかわからない」という、目的の理解が最大の悩みと感じます。この目的を「処理のまとまりに名前をつけられること」と捉えて、母国語の力を借りてコードを読めば、関数化の本質がつかめると思います。

シート名を取得・変更する - Worksheet.Name

ワークシートの名前を取得したり、変更する場合は、WorksheetオブジェクトのNameプロパティを使用します。シート名 = Worksheet(1).Nameというコードで名称を取得でき、Worksheet(1).Name = "変更シート名"というコードで名称を変更できます。

ByVal(値渡し)とByRef(参照渡し)の違い

関数に引数を渡す際の渡し方である、ByVal(値渡し)とByRef(参照渡し)の違いを説明します。ざっくり説明すると、関数に値(引数)を渡すときに、「変数に書いてある情報だけを渡すのが値渡し(ByVal)」、変数をそのまま渡すのが参照渡し(ByRef)です。

シートを削除する - Worksheet.Delete

ワークシートを削除するDeleteメソッドの使い方を解説します。シートを削除する場合は、[削除するシート].Deleteを実行します。削除時の警告メッセージを表示せずにシートを削除する場合はApplication.DisplayAlerts = False/Trueでこのコードを挟みます。

重複しないよう連番付きでシート名を設定する

シートの名称設定は、すでに使われているシート名を指定するとエラーになってしまいます。これを回避するために、シート名が重複した場合は(2)、(3)、(4)…と連番を付与してからシート名を設定するコードを紹介します。

ブック内の最終(右端)シートを取得する

あるブックの最後のシートを取得する方法を解説します。これを一発で取得するWorkbooks("○○").LastSheetみたいなプロパティはありませんので、Set 最終シート = 指定ブック.Worksheets(指定ブック.Worksheets.Count)と地道に取得することになります。

文字列からシート名に使えない文字を消去する

ワークシート名には文字数と使用文字に条件があり、この条件に違反するとエラーが発生します。文字数の方は簡単で、Left関数で31文字以降をカットしてしまえばOKなのですが、禁則文字の方はReplace関数で該当の文字を1個ずつ消してあげる必要があります。

ワークシートを指定する方法7選

「ワークシートの指定方法」はいろいろなやり方があり、どれがいいというわけではなく一長一短があります。このいろいろなワークシートの指定方法を、「基本的だけど効果の高い方法」に厳選して解説していきますので、是非習得していってください。

偶数シートなど飛び飛びのシートをループする

偶数番のシートや、3つおきのシートなど、規則性がある飛び飛びのシートをループ処理するコードを紹介します。Forステートメントの「Step」を使うのが最も基本的で、For シート番号 = 2 To 6 Step 2 という記述で2,4,6番目のシートを処理できます。

隣のシート(前のシートや次のシート)を取得する

あるシートを変数などで持っているときに、隣(前後)のシートを取得する方法を紹介します。Worksheetオブジェクトには、これを一発で取得するプロパティが用意されており「Next/Previousプロパティ」を使うことで、前後のシートを取得することができます。

指定のシートが何番目のシートか調べる

指定のシートが何番目のシートか調べる方法を解説します。例えばActiveSheetが何番目のシートかを調べるには、ActiveSheet.Indexを取得します。このIndexで求めた数値は、グラフシートなどがなければWorksheets(x)のxに入れて使うことができます。

シートを新規ブックにコピー/移動する

ワークシートを新しいブックにコピー/移動する方法を紹介します。この方法はとても簡単で、Worksheets("○○").Copy でOKです。移動する場合は、Worksheets("○○").Move になります。

シートを別のブック(の末尾)にコピー/移動する

ワークシートを別のブックにコピー/移動する方法を紹介します。コピー・移動する際は、 Worksheetの、Copy/Moveメソッドを使用し、これらのメソッドの引数「After/Before」には別のブックのシートも特に制約なく指定できます。

シートを移動する - Worksheet.Move

ワークシートを移動する「Moveメソッド」の使い方を解説します。[移動するシート].Move Before:=[ここで指定したシートの1つ前に挿入]、または[移動するシート].Move After:=[ここで指定したシートの1つ後ろに挿入]というコードを実行します。

シートをコピーする - Worksheet.Copy

ワークシートをコピーする「Copyメソッド」の使い方を解説します。[コピーするシート].Copy Before:=[ここで指定したシートの1つ前に挿入]、または[コピーするシート].Copy After:=[ここで指定したシートの1つ後ろに挿入]というコードを実行します。

Ctrl+Shift+↓のセル範囲取得をVBAで行う方法

Ctrl + Shift + ↓によるセル範囲の選択はとても便利です。VBAでも使いたいのですが、残念ながら一発で取得するプロパティは無いため、スタートのセルと、Endプロパティで取得したセルを、Rangeプロパティで繋げることで取得します。

シート名をセル値から取得してWorksheetを指定する方法

セルの値からシート名を取得したくなることがあります。Worksheets(Range("A1"))と書きたくなるのですが、これではエラーになってしまいます。この解決策は非常に簡単で、Worksheets(Range("A1").Value)と、Valueプロパティ明示すればOKです。

キャメル記法とハンガリアン記法の違い

変数・関数などの名づけ方のルールである、キャメル記法とハンガリアン記法の違いを説明します。単語の区切りを分かりやすくするためのルールがキャメル記法で、どんな変数かを分かりやすくする」ためのルールがハンガリアン記法です。

システムハンガリアンとアプリケーションハンガリアンの違い

変数の名づけ方のルールである、システムハンガリアンとアプリケーションハンガリアンの違いを説明します。どちらも変数に接頭詞をつける命名で、lngApplePriceと変数の型を接頭するのが前者、yenApplePriceと変数の意味を接頭するのが後者です。

キャメルケースとスネークケースの違い

変数・関数などの名づけ方の種類(ルール)である、キャメルケースとスネークケースの違いを説明します。CamelCaseと、各単語の頭文字を大文字にするのがキャメルケース、snake_caseと、単語間にアンダーバーを入れるのがスネークケースです。

キャメルケースとパスカルケースの違い

変数・関数などの名づけ方のルールである、キャメルケースとパスカルケースの違いを説明します。camelCaseと、先頭の単語は小文字で始めるのがキャメルケースで、PascalCaseと、先頭の単語は大文字で始めるのがパスカルケースです。

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。