クラスモジュール
Collection/Dictionary/FileSystemObject/自作クラスを使用するとき、Dim x As X、Set x = New Xと2行で宣言する方法と、Dim x As New X と1行で宣言する方法があります。この違いはNothing時の動きと、Initializeの実行タイミングに現れます。
マクロの実行時間はTimer関数で0.00秒単位で測ることができます。開始時刻 = Timer、終了時刻 = Timer、終了時刻-開始時刻で求まるコードですが、これをクラスにすることで管理する変数が2つ減り、さらに簡単に呼び出せるようになります。
VBAの学習に難敵として立ちはだかるのがクラスモジュールです。これは目的がわからないことが主な原因なのですが、クラスモジュールの目的はズバリ「コードの整理整頓」です。簡単で便利なクラスを作って勉強してみましょう。
クラスモジュールのメソッドを実行したときにエラーが発生すると、呼び出し箇所まで戻ってデバッグになります。これを発生コード(クラス内)で止めるには「オプション→→エラートラップ」を「クラスモジュールで中断」にすればOKです。
完成品の全体が見たい!という方のための、マクロサンプルです。今回のテーマは「データシート⇒帳票を出力」です。利便性をテーマに作成しましたので、クラスの参考にするなり、中身を見ずにコピペして使うなり、お好きな方法でご活用ください。
クラスモジュールに関する小ネタです。VBAについての意見のなかでよく目にするのが、「コンストラクタ(Class_Initializeプロシージャ)に引数を設定できなくて困る」です。これがどういう意味なのか、どう対処すればよいかを、手短に説明していきます。
VBAにおける隠蔽について考察します。隠蔽とは「2つのPropertyプロシージャによって変数を包み、代入と参照に何らかの制約をつけること」です。VBAにおいて隠蔽はそこまで重要でなく、むしろ隠蔽のないクラスの利便性に着目することが大事です。
プロシージャの種類である、Property LetとProperty Setの違いを解説します。両者とも、プロパティの取得・設定を対となる2関数で行う仕組みのうちの、「値の設定」を担うプロシージャですが、対象とするプロパティがオブジェクトかどうかが異なります。
プロシージャの種類である、FunctionとProperty Getの違いを解説します。どちらも、任意の数の引数を受け取り、1つの値を返します。Propertyの本来の目的である、同じ名前のProperty Let/Setプロシージャを用意できる点が、最も大きな違いです。
完成品の全体が見たい!という方のための、完成品マクロのサンプルコードです。今回のテーマは「データシート⇒帳票を出力」です。クラスの基本的な書き方を使って実装しておりますので、クラスを勉強し始めた方は、参考にしてみてください。
「固定セルを定数で扱いたい!」という場面は結構多いです。データシートの上部に固定された、「対象月」や「更新日」のセルとかですね。常に同じRangeオブジェクトをくれる定数がほしいのですが、Constではできませんので、別の方法を使います。