和風スパゲティのレシピ

日本語でコーディングするExcelVBA

入門・まとめ

FileSystemObjectとは - Dir関数群との違い

ExcelVBAにおいてファイル・フォルダを便利に操作するためにFileSystemObjectという名前の拡張機能が用意されています。このFileSystemObjectを初めて使う方に向けて、どんな機能なのか、どんな時に使うのかをまずは簡単に説明していきます。

FileSystemObject入門-フォルダ取得と再帰処理

FileSystemObjectでフォルダ内のサブフォルダ一覧を取得する方法と、それを最下層まですべての階層のフォルダ取得するコードを解説します。フォルダを取得する関数内で自身をSubFoldersに対して呼出する、いわゆる再帰呼出によって実装します。

FileSystemObject入門-ファイル一覧の取得

FileSystemObjectでフォルダ内のファイル一覧を取得する方法について解説します。FSOはファイル・フォルダをオブジェクトとして扱えるのが特長で、フォルダ内のFileオブジェクトは「Folderオブジェクト.Files」で取得でき、これにForEach文が使えます。

FileSystemObject入門-参照設定と変数宣言

ファイル・フォルダ操作の便利ツール「FileSystemObject」を使うための事前準備として行う、「Microsoft Scripting Runtime の参照設定」と、「FileSystemObjectのオブジェクト変数のSet」の2つの設定について、やり方を解説していきます。

FileSystemObject入門-FSOって何が便利なの?

ファイル・フォルダを扱うFileSystemObjectについて、何が便利で、何のために使うオブジェクトなのかを解説します。FSOとはファイル管理の便利ツール集であり、「フォルダやファイルをオブジェクトとして扱うことができる」ことが特長です。

RangeとCellsの使い方 - セルの指定と使い分け

VBAでセル/セル範囲を指定するRange,Cellsの基本的な使い方を解説します。A1など固定されたセルである場合はRange、変数を使ったループ処理を書きたい場合はCells、変数でセル範囲を指定したい場合はRange(Cells,Cells)と使い分けましょう。

簡単で便利なクラスを作って学ぶVBAクラスモジュール入門

VBAの学習に難敵として立ちはだかるのがクラスモジュールです。これは目的がわからないことが主な原因なのですが、クラスモジュールの目的はズバリ「コードの整理整頓」です。簡単で便利なクラスを作って勉強してみましょう。

プロシージャ[Sub/Function]の使い方入門

マクロを作るSubやFunctionを、正確にはSubプロシージャ/Functionプロシージャと呼びます。このプロシージャは「使いどころがわからない」と悩む人が多く、そんな方々へ向けて、プロシージャ分割の基礎と使いどころを解説いたします。

マジックナンバーを減らす方法6選

マジックナンバーという用語をご存知でしょうか?Cells(R, 4) = Cells(R, 2) * Cells(R, 3)など、直接入力された数値を指す用語です。この3つの数値は、改修時の書き換えが面倒かつ危険でしかも読みづらいので、なくさなければいけない数字です。

個人用マクロブックの作り方と使い方3選

「いつでも使えるコード」を書くのに便利な個人用マクロブックの作り方・使い方を紹介します。「マクロをツールバーやショートカットキーにセット」「汎用関数集(ライブラリ)の保管場所」「コードテンプレート置き場」が3大活用法です。

最終列を取得する方法5選

ExcelVBAにおいて、最終列を取得する方法を紹介します。シート/指定行/セル範囲(Range)/CurrentRegion/AutoFilterの最終列を取得するコードをします。仕組みは最終行を取得するときと変わりませんので、ソースコードのみ記載しました。

VBE(コードを書く画面)の文字/背景色を変更する

Excelマクロのコードを書く画面のことをVBEと呼びます。このVBEはいろいろと設定を変えることができ、背景色を黒にしたり、文字色をコードの種類ごとに色を変えて表示することができます。この機能をシンタックスハイライトと呼びます。

変数の宣言を強制(Option Explicit)は必ず設定すべし

マクロを作るとき、コード画面VBEはいろいろとオプションをいじることができますが、まずは真っ先に「変数の宣言を強制する」にチェックを入れておきましょう。この機能はいわば「自動スペルミス検知器」で、最も重要なオプションです。

すべてのシートに同じ処理を行う - For~Nextステートメント

ブック内のすべてのシートをループして、複数のシートに同じ処理を実行するコードを紹介します。たくさんのシートに同じ処理を行うのは、マクロならではの便利な技です。いくつかパターンを用意しましたので、お好きなコードをお持ち帰りください。

ワークシートを指定する方法7選

「ワークシートの指定方法」はいろいろなやり方があり、どれがいいというわけではなく一長一短があります。このいろいろなワークシートの指定方法を、「基本的だけど効果の高い方法」に厳選して解説していきますので、是非習得していってください。

よく書くコードは汎用関数に - 作り方と使い方

どんなマクロでも使えるような関数のことを汎用関数と呼びます。よく書く処理は汎用関数にして持っておきましょう。同じコードを何回も書かなくて良くなるだけでなく、コードが読みやすくなり、重要な処理に集中できるようになります。

最終行を取得する方法7選 (UsedRange/End~)

Excelのデータ処理をマクロで自動化しようと思ったら、必ずついて回るのが「最終行の自動取得」です。データの処理がどんなものであれ、まずはデータがどこまで入っているかを確認して、処理を実行する範囲を決めないといけません。

セル範囲(Range)を取得する方法10選

セル範囲の指定は、簡単に書こうと思えば書けるので、普段はあまり考えない部分かもしれません。ですが読みやすさや書きやすさを追求しようと思えば、とても考えがいのある処理ですので、自分の知識の確認の意味でも、ちょっと確認してみましょう。

マクロの速度は追求すべきものだけを追求すべし

マクロの速度はどこまで気にするべきか?というテーマです。マクロの早さが気になってキリがないよ~に陥っていた人は、「早くする意味のないマクロ」「早くしても無駄な処理」を意識すると、早さと読みやすさのバランスが取れるようになります。

定数を使って読みやすく変更に強いマクロを書く

データを扱うマクロで、セルの指定をCells(R, 4)やRange("D" & i)のように書いていませんか?列の挿入や削除に対応するのが、すごい面倒と感じている方は必見です。定数を使えば、このマクロを劇的に「読みやすく、変更に強く」することができます。