和風スパゲティのレシピ

日本語でコーディングするExcelVBA

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ユーザー辞書(IME単語登録)にコードを登録する

日本語変数・関数にとって、最大の敵は「入力のめんどくささ」です。この対策として、ふぁん⇒Functionのように変換を登録し、それでコードを入力していく方法があります。逆にコーディングが簡単で速くなるポテンシャルがあるので、是非使っていきましょう。

WorksheetFunctionの呼び出しを短縮する方法

WorksheetFunctionはとても便利ですが、コードが長いという弱点があります。そこで、WorksheetFunctionオブジェクトをそのまま返すだけの関数をWfやFxなど短い関数名で作っておけば、その関数名だけでWorksheetFunctionを呼び出せます。

よく書くコードは汎用関数に - 作り方と使い方

どんなマクロでも使えるような関数のことを汎用関数と呼びます。よく書く処理は汎用関数にして持っておきましょう。同じコードを何回も書かなくて良くなるだけでなく、コードが読みやすくなり、重要な処理に集中できるようになります。

日本語関数はクイックヒントの太字強調がズレる

関数を入力する際、仮引数のリストを表示する機能があり、この機能をクイックヒントと呼びます。このクイックヒントには「入力中の引数を太字で強調する」機能があるのですが、関数・引数名が日本語だとこの協調がズレるので注意しましょう。

ParamArrayを別関数のParamArrayに渡す方法

引数の数を可変にするParamArrayキーワードで受け取った引数を、別の関数のParamArrayに渡す方法を解説します。といいつつ私の調べた限り完全解答はなく、どうしても呼出元関数をいじる必要が出るようです。ひとつのヒントとなれば幸いです。

引数を好きな個数渡せる関数を作る-ParamArray

Sub、Functionなどを作成するとき、任意の数の引数を渡す方法を解説します。ParamArray 引数名() という引数を作ると、呼び出す側では複数の引数として渡すことができ、プロシージャ内で実際に使うときは、配列として扱うことができます。

Sub/Functionの引数を省略可能にする-Optional

Sub、Functionなどの引数を省略可能にするOptionalの使い方を解説します。「引数名 As データ型」という普段の宣言部分に、先頭にOptionalをつけると、その引数は省略可能になり、後ろに「= ○○」をつけると省略時の値を設定することができます

結合セル.Offset(1)は結合エリアの1つ下を指す

A1:C3の3×3正方形が結合されているとき、Range("A1").Offset(1)は、結合下端の1つ下であるA4セルを取得します。結合エリア全体Range("A1:C3")からのOffset(1)も、同じくA4になり、Offsetの特長である「元Rangeの大きさを維持」もなくなります。