VBEの使い方
DictionaryやFSOを使用する際As FileSystemObject/Dictionaryとデータ型を明示するにはScripting Runtimeの設定が必要です。設定すれば選択肢入力が活用できるため、自分でコードを書く場合は必ず設定を行いましょう。
OnKeyメソッドとMacroOptionsメソッドの違いを解説します。両者ともマクロにショートカットキーを設定する機能ですが、設定を保存できるか、ファンクションキーや特殊キーに設定できるかに違いがあります。
マクロにショートカットキーを設定する方法として、マクロオプション以外にOnKeyメソッドも使用できます。Excelを開いている間のみの設定ですが、代わりにShift/Altやファンクションキーにも設定が可能です。
自作したマクロにショートカットキーを設定する方法を解説します。開発タブ⇒マクロの一覧⇒設定したいマクロを選んだ状態で「オプション」⇒ショートカットキーを入力という手順で設定できます。
「マクロのショートカットキー全解除」には裏技があり、コードすべてを切り取ってその場所に再度貼り付ける、あるいはコメントアウトする方法でモジュール内の全ショートカットキーを一括解除することができます。
文字列を比較する際、通常は大/小文字や全/半角は区別されます。この設定を変更し、大/小文字、全/半角を同一とみなす("A"="a"をTrueと判定する)設定にするには、Option Compare ステートメントを使用します。
ブレークポイントとStopステートメントの違いを解説します。どちらもマクロの実行を任意の位置で一時停止する機能ですが、保存できるかどうか、条件を設定できるか、設定の簡単さ
マクロを任意の行で一時停止させる方法を解説します。ブレークポイントとStopステートメントの2種類の方法があります。ブレークポイントは気軽に設定できるのが利点で、対してStopは停止条件を設定できるのが利点です。
VBAのモジュール名はプロパティウィンドウのオブジェクト名を入力することで変更できます。モジュールを並び替える機能はありませんので、モジュール名を「頭文字+数値+日本語」にして並び順を制御するのがおすすめです。
マクロの不具合検証やバグ取り(デバッグ)を行っているとき、「その不具合がいつ起きたか」を知りたいことがよくあります。そんなとき、値や状態の変更を検知できる「ウォッチウィンドウ」が活躍します。
第1回 和風スパゲティ勉強会「VBEの使い方大全」の配布資料と配信アーカイブを共有します。VBAを書く開発環境の使い方を薄く広く、全機能を網羅する勢いで紹介していきました。復習にお役立てください。
第1回和風スパゲティ勉強会を開催します!第1回のテーマは「VBEの使い方大全」ということで、VBAを書く開発環境VBEの使い方を薄く広く、全機能を網羅する勢いで紹介していきます!
Cells(R, C).の入力候補が出てくれない対策として「Cells.」から入力を始める技があります。さらにこの技は「Worksheets("○○"). Cells」とドットとCellsを離すことで、Worksheets.の問題にも対応できます。
イミディエイトウィンドウをクリアする方法を紹介します。専用のプロパティ、組込関数はありませんので、イミディエイトウィンドウの限界行数である200行分、Debug.Printを実行することで疑似的に行います。
インクリメント演算子とは、i = i + 1 というコードを ++ i のように短縮表現するための演算子です。他言語経験者の方にはおなじみの書き方ですが、残念ながらVBAにはインクリメント演算子がありませんので、自作関数で代用しましょう。
「いつでも使えるコード」を書くのに便利な個人用マクロブックの作り方・使い方を紹介します。「マクロをツールバーやショートカットキーにセット」「汎用関数集(ライブラリ)の保管場所」「コードテンプレート置き場」が3大活用法です。
汎用関数・マクロを保存する方法として「個人用マクロブック」があります。このブックは一度作ると以降はExcelの起動時に裏で開かれるのですが、実はこれを普通のブックでやることもできます。その時の細かい違いを解説します。
クラスモジュールのメソッドを実行したときにエラーが発生すると、呼び出し箇所まで戻ってデバッグになります。これを発生コード(クラス内)で止めるには「オプション→→エラートラップ」を「クラスモジュールで中断」にすればOKです。
Excelマクロのコードを書く画面のことをVBEと呼びます。このVBEはいろいろと設定を変えることができ、背景色を黒にしたり、文字色をコードの種類ごとに色を変えて表示することができます。この機能をシンタックスハイライトと呼びます。
コードを書いている途中で、Cells(R, ここでEnterを押したり、別の行を選択したりすると、「コンパイルエラー: 修正候補: 式」のような表示が出ます。この表示は邪魔なので、ツール→オプション→自動構文チェックをOFFにして消すことができます。
マクロを作るとき、コード画面VBEはいろいろとオプションをいじることができますが、まずは真っ先に「変数の宣言を強制する」にチェックを入れておきましょう。この機能はいわば「自動スペルミス検知器」で、最も重要なオプションです。
エラーが発生した際に、そのエラーメッセージをコピーする方法を紹介します。まずはエラー画面で[デバッグ]を押し、イミディエイトウィンドウに移動します。そこに?Err.Descriptionと入力することで、エラーメッセージを取得することができます。
日本語変数・関数にとって、最大の敵は「入力のめんどくささ」です。この対策として、ふぁん⇒Functionのように変換を登録し、それでコードを入力していく方法があります。逆にコーディングが簡単で速くなるポテンシャルがあるので、是非使っていきましょう。
ペダルそれぞれに、キーボードやマウスの入力を割り当てられる、3キータイプのフットスイッチに割り当てると便利なショートカットを考察します。右手マウスと併用したいけど、片手では押しづらいショートカットたちが有力候補になります。
VBAでは、「:」を使うことで、複数行のコードを1行に書くことができます。これをマルチステートメントと呼びます。これを使うべきか。結論は、「使った行は読みづらくなるが、代わり全体の流れが読みやすくなるなら使ってOK」です。