VBEの使い方
インクリメント演算子とは、i = i + 1 というコードを ++ i のように短縮表現するための演算子です。他言語経験者の方にはおなじみの書き方ですが、残念ながらVBAにはインクリメント演算子がありませんので、自作関数で代用しましょう。
「いつでも使えるコード」を書くのに便利な個人用マクロブックの作り方・使い方を紹介します。「マクロをツールバーやショートカットキーにセット」「汎用関数集(ライブラリ)の保管場所」「コードテンプレート置き場」が3大活用法です。
汎用関数・マクロを保存する方法として「個人用マクロブック」があります。このブックは一度作ると以降はExcelの起動時に裏で開かれるのですが、実はこれを普通のブックでやることもできます。その時の細かい違いを解説します。
クラスモジュールのメソッドを実行したときにエラーが発生すると、呼び出し箇所まで戻ってデバッグになります。これを発生コード(クラス内)で止めるには「オプション→→エラートラップ」を「クラスモジュールで中断」にすればOKです。
Excelマクロのコードを書く画面のことをVBEと呼びます。このVBEはいろいろと設定を変えることができ、背景色を黒にしたり、文字色をコードの種類ごとに色を変えて表示することができます。この機能をシンタックスハイライトと呼びます。
コードを書いている途中で、Cells(R, ここでEnterを押したり、別の行を選択したりすると、「コンパイルエラー: 修正候補: 式」のような表示が出ます。この表示は邪魔なので、ツール→オプション→自動構文チェックをOFFにして消すことができます。
マクロを作るとき、コード画面VBEはいろいろとオプションをいじることができますが、まずは真っ先に「変数の宣言を強制する」にチェックを入れておきましょう。この機能はいわば「自動スペルミス検知器」で、最も重要なオプションです。
エラーが発生した際に、そのエラーメッセージをコピーする方法を紹介します。まずはエラー画面で[デバッグ]を押し、イミディエイトウィンドウに移動します。そこに?Err.Descriptionと入力することで、エラーメッセージを取得することができます。
日本語変数・関数にとって、最大の敵は「入力のめんどくささ」です。この対策として、ふぁん⇒Functionのように変換を登録し、それでコードを入力していく方法があります。逆にコーディングが簡単で速くなるポテンシャルがあるので、是非使っていきましょう。
ペダルそれぞれに、キーボードやマウスの入力を割り当てられる、3キータイプのフットスイッチに割り当てると便利なショートカットを考察します。右手マウスと併用したいけど、片手では押しづらいショートカットたちが有力候補になります。
VBAでは、「:」を使うことで、複数行のコードを1行に書くことができます。これをマルチステートメントと呼びます。これを使うべきか。結論は、「使った行は読みづらくなるが、代わり全体の流れが読みやすくなるなら使ってOK」です。