和風スパゲティのレシピ

日本語でコーディングするExcelVBA

変数の型「Long」と「Integer」の違い

VBAの変数の型である「Long型」と「Integer型」の違いを解説します。両者とも整数を扱いますが、箱の大きさが違います。使うのは常にLong型でOKです。Integerの方がメモリを使わなくて地球にやさしそうですが、気にするレベルではありません。

VALUE関数とVal関数(とCDbl関数)の違い

VBAの関数「Val関数」と、ワークシート関数「VALUE関数」の違いを解説します。とその前に、実はVALUEとValはほとんど違う関数です。ワークシートのVALUE関数と対応するVBAの関数は、Val関数ではなくCDbl関数ですので、それを念頭に解説をどうぞ。

Workbooks.Open中にShiftを押すとマクロが停止する

知らずに落ちると抜け出せなくなるVBAの落とし穴です。Wrokbooks.Open 以降が実行されない。マクロが何のエラーメッセージも出さずに静かに止まる。Exitもなく絶対実行されるはずの行が実行されない。あたりにお悩みの方は、この落とし穴を疑いましょう。

Val関数は全角(日本語入力)の「1」を0に変換する

知らずに落ちると抜け出せなくなるVBAの落とし穴です。今回の罠は超単純です。Val("全角の1") ' ← 0が返ります。という罠です。皆さん気をつけましょう。他にも罠がたくさんあるので、Val関数は正直言うと使用禁止関数です。

文字列の中にある数字を抽出する関数

指定の文字列から数字だけを抜き出す汎用関数を紹介します。数値をすべて抽出する(123みかん456 ⇒ 123456)タイプと、最初に登場したものを抽出する(1,100円(税10%) ⇒ 1,100)タイプがありますので、目的にあった方をご覧ください。

OnErrorResumeNextはIfの分岐をTrueとみなす

Ifの判定部分がOn Error Resume Nextでスキップされた場合、IfステートメントはTRUE側に分岐します。実はIfステートメントはTrueなら通ってよしという処理ではなく、FalseならEndIfまでジャンプという処理なので、それがスキップされるという理屈です。

VBAではカウンタ変数に「i」を使うな

Cells(i, 1)をもうやめて、Cells(R, 1)こうしませんか?という話です。複数のオブジェクトを扱う場面が多いExcelVBAにおいて「カウンタ変数は何のカウンタかわかるように命名する」ことは、とても重要なコーディング規約なんじゃないかと思います。