和風スパゲティのレシピ

日本語でコーディングするExcelVBA

If~Else~EndIfを1行で書く - IIf関数

便利なのに知名度のイマイチな関数「IIf関数」を紹介します。IIf([条件式], [Trueのときの値], [Falseのときの値])と書きます。IIf関数は初めて見る方でも、()の中身はよく見たことがあると思います。早い話、「シート関数のIF」が、IIf関数です。

固定のセル(Range)を定数(Const)で定義する

「固定セルを定数で扱いたい!」という場面は結構多いです。データシートの上部に固定された、「対象月」や「更新日」のセルとかですね。常に同じRangeオブジェクトをくれる定数がほしいのですが、Constではできませんので、別の方法を使います。

セル範囲のコピー&ペーストに非表示のセルは含まれる?

セル範囲をコピーした場合、オートフィルターで抽出していないレコードはペーストされません。しかし、非表示にしている列はペーストされます。この仕様の違いは、知っている方も多いのではないでしょうか。では両方がかかっているデータをコピーすると…?

For Each ○ In Range はセルごとのループとは限らない

落ちると抜け出せなくなるVBAの落とし穴です。For EachでRangeオブジェクトをループしたとき、全セルが処理されない。Rangeオブジェクト.Countがセルの数を返さない。あたりにお悩みの方は、この落とし穴に落ちていないかご確認ください。

マクロの速度は追求すべきものだけを追求すべし

マクロの速度はどこまで気にするべきか?というテーマです。マクロの早さが気になってキリがないよ~に陥っていた人は、「早くする意味のないマクロ」「早くしても無駄な処理」を意識すると、早さと読みやすさのバランスが取れるようになります。

If文は判定回数より読みやすさを最適化すべし

コードの読みやすさと処理速度のバランスに関するお話です。テーマは「Ifの判定回数にどれだけこだわるか」です。単純な比較時間は、実はほとんど0で、別にIfは重複しても問題ありません。Else地獄に陥らないよう、読みやすさを追求していきましょう。

For文をたくさん分割しても処理は遅くならない

マクロの処理速度に関するお話です。今回のテーマは「錯覚しやすいForステートメントの処理速度」です。For R = 1 To 10000 処理A,B,C,D Nextは、For R = 1 To 10000 処理A Next × 4個に分けても、「Rに1を足す×30000回」しか処理の内容に差がありません。