値を0~255の正の整数に変換する、CByte関数を解説します。
基本形
CByte(変換したい値)
実行例
CByte("100") ' = 100 CByte(300) ' 「オーバーフローしました」エラー CByte(-1) ' 「オーバーフローしました」エラー CByte(1.5) ' = 2 CByte(2.5) ' = 2 CByte("あいう") ' 「型が一致しません」エラー
解説
CByte関数は数値や文字列などをByte型(0~255の正整数)に変換します。
負の数や256以上の値を渡した場合は「オーバーフロー」
文字列を渡した場合は「型が一致しません」エラーを返します。
ほとんど使用することはない関数のためほぼ豆知識になりますが、
小数を渡した場合は「一番近い偶数」いわゆる銀行丸めを行います。
VBAのRound関数も四捨五入ではなく銀行丸めを行う関数ですので、
四捨五入したい場合はWorksheetFunction.Round関数を使用してください。