和風スパゲティのレシピ

日本語でコーディングするExcelVBA

姉妹サイト閉鎖のご報告

みなさん年末いかがお過ごしでしょうか?


大掃除など行っている方もいらっしゃると思います。

スッキリした気持ちで新年を迎えれるよう頑張っていきましょう!



さて私も大掃除がてら、サイト全体を整理していたのですが、、、


ちょうど1ヶ月前に以下の記事で紹介しておりました、
姉妹サイト「和風スパゲティのソース」を閉鎖したいと思います。

www.limecode.jp

まだほとんど読者さんはおりませんでしたが、
ご覧いただいていた方には申し訳ありません。



ひとまず30日投稿してみて導線などをいろいろ考えていたのですが、
なかなかユーザーが使いやすい導線に整備することができず、
またプロの方に相談したところ、両サイトの構成があまり好ましくないため、
Googleさんからお叱りを受けるだろうとの見解をいただきました。


供養がてらサイトの一部を記載しますと、

和風スパゲティのソース サイト全景

こんな感じのサイトで、コンセプトは「解説なしのソースコード集」だったのですが、

  • ユーザーにソースコードを活用してもらうにはもっといい方法があるはず
  • わざわざ別サイトにしているのにほぼ重複コンテンツというのはリスク

ということで、ユーザーさんからもGoogleさんから好評がいただけなかったですね。


特に「ユーザーにとってもっと便利な方法がある」というのは痛感しました。


「ソースコードを集中して見たい」という需要はあったと思いますが、

  • 解説の表示を折りたたみON/OFFできる機能
  • 「ソースコードをコピーする」ボタンの設置
  • ソースコードが記載されたExcelファイルの配布

など、もっといいやり方なんてたくさんありましたね。


サイトを分けてしまうと、いざ解説が見たくなった時には逆に面倒ですし、
メリットとデメリットが釣り合っていなかったと思います。



さて今回の失敗から学んだことが2つありました。


ひとつは「今できることだけでやろうとするな」です。


上記のもっといいやり方を取らず、サイト分けという手法をとったのは、
単に「はてなブログでやるにはそれが簡単だったから」です。


でも本当に利便性を考えたら、ブログの標準機能に頼らず、
しっかりとWEBページを作ってでも解決するべきでした。



これはExcelVBAでも言える話ですよね。


私はVBAのスキルが当社比では高いため、
何か課題解決が必要になるとどうしてもExcelを頼りたくなりますが、
その課題に適したアプリの選定というのは常に頭にいれておかないといけません。


もちろん「必ず最適の手段をとる」なんていうのもまた極端な話で、
「できることをまずやってみる」のもフットワーク良く動くには重要です。


なので、

  • 記事数増えるまではデザインや機能にこだわらずまずブログでやる
  • 業務フローが確立できるまではコストと速度を優先してまずExcelでやる

みたいな考えは初動としてすごく大事だと思っているのですが、
一転、順調に回り始めて次のステップに移ろうと思ったら、
そこで「最適な手法を学ぶフェーズ」に入るべきでした。


ちょっと反省して、WEBサイトのお勉強もしてから考えたいと思います。

いずれははてなブログを卒業して、1からサイトを作りたいとも思っていたのでいい機会ですね。



そしてもうひとつ学んだことですが、捨てる決断ってなかなか大変です笑


たった30日ですが毎日投稿してある程度サイトマップを固めてましたし、
デザインも結構気に入っていたので、消すのはなかなか勇気がいりました。


ユーザー評価もなく本体サイトの評価も落とす危険がある以上、
合理的に考えれば消す以外ないのですが、
それでも「せっかく作ったのに」と思わないわけではないですからね。

  1. 指摘を真摯に受け止める
  2. 自分の間違いを分析する
  3. かかったコストは無視して破棄修正を決行する

これらを進めるには「確証バイアス」とか「コンコルド効果」とかのくだらない人間心理の壁を突破する必要があるので、なかなか精神力が求められるなと思いました。



そしてそんなときは、「勉強になった!」と思うのがいいですね。


今回の件でかなりWEBサイトの構造について詳しくなりましたし、
今後のサイト構成もよくしていけそうな気がします。

「損切り」っていうと損した気分になりますが、
何事も「勉強になった!」で片づけてしまえば得して終わりですからね。



ということで、すごく勉強になったサイト開設→閉鎖の報告を終わります。

皆さまの大掃除も上手くいくいくことを願って、大晦日を迎えたいと思います。
来年もいろいろ挑戦していきましょう。


それでは皆さま、良いお年を!